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[ホームページを「できる営業マン」にする方法]

重複コンテンツというワナ

文/田中 秀史 :: 2020.10.14

最近、重複コンテンツに関する話題をチラホラと見かけたのですが、
Googleが公式に回答したからなんですね。

別サイトに配信した記事をGoogleは重複コンテンツとみなす。究極の対策は配信しないこと
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-sees-syndicated-content-as-duplicate-content/

ここで話題になっている重複コンテンツは、厳密には他サイトへの
シンジケート=配信という話ですね。

Yahooニュースなどに代表されるニュース配信サイトは、
そのほとんどの記事はオリジナルのものではなく、
新聞社や出版社から配信されたものです。

そしてそのニュースは、Yahooニュースだけでなく自社サイトでも
配信され、その時にオリジナルのはずの自社サイトのページが、
必ずしも検索上位とは限りませんよ、という警告を含んだ話と
なっています。

「なんだウチのサイトは関係無いや」かというと、
重複コンテンツには気をつけるべしという点では、一般的な
サイトでも変わりはありません。

一般的なサイトで重複コンテンツに気をつけるべきは、
重複コンテンツ=コピーコンテンツに悪意無くなってしまう
ケースです。

弊社のお客様でこんな事例はありました。

そのサイトにはブログのコーナーがあり、その業界の知見を幅広く
発信し、コンテンツとして優秀だったので相応のアクセスを
集めていました。

そこで、このコンテンツをもっと多くの人に知ってもらいたいと
考えたお客様は、外部のブログサービスでもまったく同じ記事の
配信を始めました。

そして数ヶ月後、自社サイトのブログへのアクセスが激減しました。
なぜなら、検索結果に自社ブログの記事は一切表示されなくなって
しまったからです。

これは、本来はオリジナルのはずの自社ブログが、
外部ブログサービスのコピーコンテンツ(重複コンテンツ)と
Googleから判定されてしまったからでした。

幸いにも、外部ブログサービスを閉鎖して程なくしたころに
自社ブログのアクセスは復活しましたが、
悪意が無いコピーコンテンツ行為の典型例とも言えます。

無意識コピーコンテンツのあるあるとしては、
例えばサービスごとに別ドメインのサイトになっていて、
それぞれのサイトで全く同じ or ほぼ同じコンテンツを掲載
していた、なんていう場合も、それと知らないうちに危うい
橋を渡っているケースと言えると思います。

もっとも、自社で管理出来るサイト間での重複コンテンツは
Canonical設定をしてあげれば全然怖がる必要はないのですが、
そこまで目が行き届いていないサイトも、実際には多いですね。

無意識の重複コンテンツ、気をつけましょう。

2020.10.14


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