[イーナチュラルな人々]
私の推し活の行方
最近、仲間うちで集まったときに推し活の話になることが多いです。
推し、という言葉は広く一般的に使われるようになったのは
ここ数年の話と思います。また、本来の意味での「推し」は
ある特定の人物やキャラクターを指したものと思いますが、
近年では熱中できること全般を「推し」という範疇で語ることも
多いのではないでしょうか。
早い話が「趣味」という話になりますかね。
「なんらかの推しがあった方が人生に張り合いが出るよね」なんて、
枝豆をビールで流し込みつつ仲間と話すわけですが、
そもそも特定の推しが無い暇を持て余したメンツが集まって話して
いるので、なんせそれ以上の話の広がりがありません。
かくいう私も、これといった趣味はありません。
ありがたいことにいろいろと誘ってくれる友人がいるので、
キャンプやら登山やら演劇やら美術館やら、ちょっとずつ手を
つけているのですが、なにせすべてにおいて浅い(笑)
手だけ広げているので、いろいろと話題にはついていけるのですが、
本当に「推し」として活動している人と話し込むと、
底の浅さがあっという間に露呈し早々に会話が終了してしまいます。
いっちょかみしかしていないので、ついていけないって。
この文章を書きながら「何か推しが欲しいなぁ」と思っていて
気がつきましたが、私は元々ネットやパソコンが「推し」でした。
趣味(推し)が高じて仕事になっているわけで、
私の場合は働くこと自体が、すなわち推し活といってもよいのでは
ないでしょうか!
...さみしいので、別の推し活も見つけよう。
2025.07.23