[ホームページを「できる営業マン」にする方法]
ネット障害で実感する、依存と共存の狭間
先日、だいぶ大きめのネット障害がありました。
X、ChatGPT、Zoom、Spotifyなど、
「あれが止まった」「これも動かない」と、
馴染みのあるサービスが一気に影響を受けました。
原因は Cloudflare というサービスの障害。多くの企業が
Cloudflare を利用しているため、「ひとつの仕組み」が
止まっただけで、広範囲に影響が出たわけです。
クラウドに囲まれたとても便利な今の時代、
知らず知らずのうちに依存しているのかもしれません。
正しく動いている間はとても快適ですが、
同時にとても怖いことでもあります。
というのが露呈した、先日の障害でした。
とはいえ、関連する全てを誰にも委ねず
自分たちで管理する時代にも戻れません。
だから大事なのは、依存しすぎず、うまく共存することです。
弊社イーナチュラルでは、長年Movable TypeというCMSを活用し、
「静的ファイルでサイトを作る」というやり方を続けています。
WordPress のようにメジャーなCMSもありますが、
静的ファイルの強さは、万が一システムに障害が発生しても、
『ページが表示できる』という強さがあります。
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静的なファイルがあれば、他の場所に移転も比較的容易です。
そんなこともあり、先日のCloudflare障害を目の当たりにして、
「やっぱり静的生成は強いな」と改めて感じました。
依存するところと、依存しないで自前で持っておくところ。
このバランスが、これからのWebマーケでは益々重要になります。
便利さに全てを任せてしまうのではなく、
「ここまでは任せる」「ここからは自分の資産として守る」。
そんな線引きをしながら、上手につき合っていく。
これが、今の時代の"共存"のコツだと感じています。
何かが止まったらどう対処できるのか?
イザという時のことを少し考えてみましょう。
2025.11.26