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[ホームページを「できる営業マン」にする方法]

伝わるRFPを考える

文/田中 秀史 :: 2025.11.12

今回は基本に立ち返り、Webサイトの新規制作・リニューアル時に
どのような資料を用意すればよいのか、制作会社側からの視点で
お話したいと思います。

制作会社に依頼をする際には、
なんらかの形で提案の依頼を取りまとめるはずです。
RFP(Request for Proposal)、提案依頼書と呼ばれるものですね。

RFPとは、サイト制作の目的や課題、求める成果をまとめた依頼書
のことです。制作側に「何を達成したいのか」を伝えるための
設計図のようなものと言えます。

これがしっかりしていると、制作会社も正確な方向性で提案でき、
見積もりやスケジュールも現実的なものになります。

まず大切なのは、RFPの中で「なぜリニューアルしたいのか」が
明確になっていることです。

デザインを新しくしたいのか、採用を強化したいのか、
問い合わせ数を増やしたいのか、制作の目的によって手段や
提案内容が変わってくるからです。

目的が曖昧だと、制作会社は判断基準を持てず、
最終的に「なんとなく整った」だけのサイトになってしまう
可能性もあります。

加えて、現状の課題や対象範囲の整理が必要です。

どのページを対象にするのか、今どのように更新を行っているのか。
あわせて、想定しているユーザーやターゲット層も共有出来ると
より効果的と言えそうです。

また目標とする成果も「SEOもしっかり行う」といった曖昧な
表現ではなく、「検索エンジンからの流入を前年比20%増」
といった具体的な数字になっている方が、
必要となる改善プランを制作会社も算段しやすくなります。

RFPは発注書ではなく、
これからのサイトの未来像を共有するためのものです。

完成形を一緒に思い描ける内容になっていれば、
それだけで良いスタートラインに立てるはずです。

2025.11.12


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