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社長のためのAI実践セミナー

文/齋藤 伸也 :: 2025.08.27

先日、『社長のためのAI実践セミナー』というタイトルで
お話しする機会をいただきました。

会場では、ChatGPTやGeminiを有料で使っている方から、
まだ触ったことがない方まで幅広い層の経営者の皆さまが参加。

Webマーケティングにとどまらず、
経営や普段使いまで、様々な視点でのAI活用に触れていきました。

実際にAIに質問や対話をしたり、
文章や画像をあらゆる手法で生成したりしながら、
AIをどのように経営やマーケティングに活かせるのかを
参加者の皆さんに体感いただきながら考えていきました。

そのセミナーの中でも、特に強調して伝えていた
Webマーケ視点のAI活用のポイントを3つ紹介します。


1. AI検索サマリー対策を意識する

今やGoogle検索の結果画面には、広告や通常の検索結果の上に
AIによる概要(AI Overview)が表示されるようになっています。

例えば「SEO」と検索すると、最上部の一番目立つところに、
AIがまとめた解説文が出てきます。そこに引用されるかどうかで、
ユーザーの目に触れる確率は大きく変わります。

AI Overviewの増加を示すものとして、弊社で提供している
アクセス解析の結果でも、AI経由の流入が日々増加しています。

つまり、集客の要といっても良いSEOの延長線上として、
AIに引用される情報発信を考える必要があり、
FAQや信頼性のある記事構造、独自の事例紹介など、
AIが理解・収集しやすいコンテンツを整えていくことが、
これからのWeb集客には欠かせません。


2. 経営者自身がAIを使いこなす

大企業では全社的にAIを導入して効率化を図るケースもありますが、
組織サイズが小さな会社では、経営者やリーダー自身が
AIを使いこなす方が、圧倒的にコスパが高いと思っています。

セミナーでも具体的な実演を行いましたが、
わずか数秒で成果物が出てくることに驚かれてる方もいました。

AIは、経営者の頭の中にあるアイデアを整理したり、
貴重な壁打ち相手になったりする"参謀"として、
全世界のあちこちで大活躍中のことでしょう。

AIとうまく付き合うことで、
思考のレベルを数段上げ、意思決定を加速させてくれます。
もし、毎日何十回も使っている頻度でなかったら、
これを機会に使いまくってください!


3. プロンプトより「提供する情報の質と量」を重視する

AIを活用する上でよく「プロンプト(指示文)の書き方が大事」と
言われます。たしかに大事なのですが、自らが理解できないような
魔法のような言い回しを覚えるよりも、
どれだけ多くの個別具体的な情報をAIに渡せるかの方が
経営者の思考を高める上での結果を左右します。

例えば、ただ「広告コピーを作って」と頼むのではなく、
・誰に向けたものか(ターゲット属性)
・何を訴求したいか(ベネフィット)
・どんな制約があるか(文字数やトーン)

自らの意図・思考・成果物イメージなど、
日頃人間と行っているコミュニケーションと同等かそれ以上の
情報を提供したいものです。

こうした背景を伝えれば、AIはより具体的な回答を返してくれます。
キーボードで打つより音声入力では大量の情報を渡せるので、
さらに効率的です。

当日のセミナー終了後では、質問や相談も多数あり、
あらためて感じたのは、AIは遠い未来の技術ではなく、
経営者の思考や意思決定を支える大切なモノになっている、
ということです。

AIを、モノや道具的に扱っていては、
すでに失礼なレベルかもしれませんね。

AIに慣れ親しんでいる方にとっては当たり前の話かもしれませんが、
もし、これからたっぷりAI活用しょう!といった方は
上記の3つのAI活用ポイントを意識して、
経営やWebマーケティングの武器にしていきましょう。

2025.08.27


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