ブログ

[ホームページを「できる営業マン」にする方法]

お問い合わせフォームを研ぎ澄ます

文/田中 秀史 :: 2023.11.08

アクセス解析を確認すると、お問い合わせフォームまで辿り着いて
いるものの、そこから先問い合わせ完了まで至っていない。

そんなデータを目にしているWeb担当者は少なくないと思います。

この場合、お問い合わせフォームのどこかの項目に離脱ポイントが
潜んでいる場合もあるのですが、残念ながらアクセス解析では
それを明らかにすることは出来ません。

ただし、解決方法がないわけではありません。
お問い合わせフォームのチャットbot化です。

皆さんも見かけたことがあるかもしれませんが、
お問い合わせボタンを押すとブラウザ上にポップアップで
入力画面が表示され、会話形式で答えていくことで問い合わせを
する仕組みです。

以前はそれなりにコストがかかり、
導入にも相応の知識が求められましたが、最近はだいぶ安価になり
導入も既存のフォームを指定するだけでオッケーなものもあり、
技術的なハードルが低くなっています。

主にユーザーの問い合わせのしやすさ、UIの観点から導入される
ことが多いようですが、個人的には会話の中のどこで離脱、
つまりチャットを閉じてしまったかが記録に残るメリットが
大きいと考えています。

実際に、とある店舗の予約フォームで導入したことがありますが、
もっとも離脱が圧倒的に多かったのは「予約時間」でした。
自分の予約したい時間が表示されなければ、それは離脱しますね。

一方で実際に店舗現場に様子をうかがうと、電話で予約があった
場合は、予約時間は割と臨機応変の対応されているとのことでした。

そこで予約時間の項目ではこれまでの時間指定に加えて、
「店舗と相談する」という項目を追加しました。

問い合わせフォームの改善はB to Cの方が求められるケースが
多そうですが、B to Bでも検討の余地があると思います。

お問い合わせ詳細の入力項目位置を、
フォームの最初に配置した場合と最後の場合、
どちらがCV率が良いのか or あるいは変わらないのか、
といった検証も出来そうです。

重箱の隅のような話ですが、その隅に意外と重要な改善のタネが
落ちていることがあるので、油断なりません。

2023.11.08


THEME

ARCHIVE


ブログトップへ

CONTACT USお問い合わせ

Webマーケティング・Web制作に関するご相談に、お答えします

ホームページからのお問い合わせ

お問い合わせ・ご相談

お電話でのお問い合わせ

03-6661-2210

平日9:30 - 17:30

BLOGブログ

MAIL
MAGAZINEメールマガジン

ホームページを
できる営業マンにする方法

顧客獲得・売上UP!を実現するWebマーケティング、セミナー、SEO対応ホームページ制作(サイト構築)、リスティング広告、アクセス解析など、実践型ノウハウ満載のWebマーケティングコラム。ビジネスブログやセミナー情報も。

配信解除ページ
※配信解除は、メールマガジンの末尾にも解除用URLが記載されています。