この仕事を始めてかなり長い年月が過ぎましたが、
キャリアのかなり初期の段階から私はマルチディスプレイ派です。

今は24inchのモニターを正面に１枚、右手側のこちらに斜めに向く
配置でもう１枚、計２枚のディスプレイを使っています。

正面のモニターでは、作業中のアプリケーションを表示させて、
右手側のモニターにはメーラーやチャットツール、仕事の参考に
するホームページなどを常時表示しています。

マルチディスプレイは人によって向き不向きがあるようで、
苦手な方の意見でよく聞くのは、ディスプレイが複数あることで
右を向いたり左を向いたりするの面倒という話です。

それは確かにおっしゃる通りで、ディスプレイが複数あると
配置によっては目線の移動だけでなく首の動きも伴うので、
それが体の動きは大きくなります。

が、２枚のディスプレイを合わせて3,840 X 1,080ピクセルと
いう広大な作業空間は、それを補ってあまりあるメリットが
あるというのが、私の意見です。

そして気がつけば２枚どころか、今はもっとたくさんのモニターに
囲まれて作業をしています。

例えば、Web制作をしている際には次のような感じになります。

１）Windows PCのメインモニター
２）Windows PCのサブモニター
３）動作検証用のMacbook Air
４）動作検証用のiPad
５）動作検証用のAndroidタブレット
６）動作検証用のiPhone
７）動作検証用のAndroidスマホ

Web制作をしている人にとっては特に不自然な環境ではないと
思いますが、その姿を俯瞰してみるとちょっと異様な感じでは
ありますね（笑）

そんな状況ですが「ディスプレイがもう１枚あったら便利かも」と
思っているあたり、人間はどんな環境にも慣れるのだと感じます。