タイトル通りの話なのですが、先だって山下達郎さんのライブを
渋谷のNHKホールで観てきました。

山下達郎さんと言えば日本を代表するミュージシャンで、彼の曲を
耳にしたことがない日本人は数少ないと思います。ここにあげる
までもなく、ヒット曲も数えきれません。

そんな山下達郎さんですが、私自身は特にファンではありません。
耳に入ってくれば聴きますが、積極的に聴くことがありません。
CDをレンタルしたことはありますが、買ったことはありません。

じゃあなんでライブに行ったのかという話ですが、
それは「山下達郎はライブがすごい」という話を耳にしていたから
です。

山下達郎さんもまぁまぁなお歳ですし（来年70歳だそうです）、
ライブもいつまでやってもらえるか分かりません。

ならば、やっていただけているうちに一度は生で観てみておこうと
３年ぶりのツアーに申し込んでみたところ、運良く当選しました。

聞くところによればかなりの倍率だったようで、近所の神社に
毎月お参りしておいて良かったなと思いました。

さて当日のNHKホールですが、年齢層は全体的にやはり高めですが、
それに混じって若い方の姿もチラチラと見られます。

達郎さんもライブの中で言及していましたが、
ここ数年のシティポップブームの影響は確実に現れていたと
思います。若いファンが増えるのは良いです。

で、ですね、肝心のライブですが、これは素晴らしかったです。
正直、CDで聴くより全然良いです。なんだこれは。

バックを務めるミュージシャンたちの演奏も素晴らしければ、
来年古希を迎えるとは思えない山下達郎さんの歌声は
それに輪をかけて素晴らしかったです。

感動して、語彙が「素晴らしい」しか出てきません。
プロの凄みを見せつけられた次第です。

なんだよーもっと早く観ておけば良かったという若干の後悔と、
また次も観に行こうという大きな楽しみを胸に秘めて、
NHKホールを後にしました。

生音っていいですね。