我々はお客様への思いがあります。
その思いを、イーナチュラルは
ホームページで実現してくれます。
-榎本会計事務所 様-
我々にはお客様への思いがあります。その思いを、イーナチュラルはホームページで実現してくれます。
東京都 両国の「下町 人情派会計事務所」である、榎本税務会計事務所(以下 榎本会計事務所または榎本会計) 代表 榎本恵一氏に、イーナチュラルへの評価を詳しく聞いた。
- 榎本会計事務所の業態~「中小企業を本気で助ける」会計事務所
- イーナチュラルをどう活用しているか
- 榎本会計事務所にとっての、ホームページの意義
- ホームページは、社内の緊張感をキープするための道具
- 「ホームページという鏡を持つことで、社員が襟を正す」
- かつては、どんなホームページを作っていたか
- 7年間つきあってみて分かった、「イーナチュラルの良さ」
- 会計事務所にとっての、イーナチュラル使いこなしのコツ
- イーナチュラルはどんな会社に「向いていない」か。どんな会社に「向いている」か
- 今後の期待
榎本会計事務所の業態 ~ 「中小企業を本気で助ける」会計事務所
榎本会計事務所の業態について教えてください。
榎本会計事務所は、「中小企業を本気で助ける」会計事務所です。東京で開業して44年。墨田区、葛飾区、江戸川区など、いわゆる「東京の下町」の経営者を支援し続けてきました。記帳や決算だけでなく、税務対策、後継者への事業承継や、相続、コンピュータ化のお手伝い、その他経営相談など下町の中小企業の皆様が抱える問題に、よろず対応しています。
イーナチュラルをどう活用しているか
現在、イーナチュラルをどう活用していますか。
イーナチュラルには、榎本会計事務所のホームページの一切合切をお任せしています。
榎本会計事務所の顧客向けコンテンツの数々(すべて自社制作)
榎本会計事務所は、お客様向けの情報発信を大切に思っています。ホームページのみならず、CD-ROM、冊子、マンガ、MP3音声、ホテルの大広間を借り切っての経営方針発表会や駅前経営塾などあらゆるメディアを使います。
私は、経営者にコンサルティングする上で、最も重要なことは、「相手に気づかせること」だと考えています。自らが「気づき」を得ないと、行動が変わらないからです。その「気づき」を誘発するために、先ほど述べたとおり、あらゆる手段を通じて情報発信しているのです。イーナチュラルに委託しているホームページも、その情報発信の一環です。
こちらのサイトでは、ブログ、メールマガジン、声、写真、動画、マンガなど、あらゆる手法を駆使して、経営者の皆様に情報発信しています。
榎本会計事務所にとっての、ホームページの意義
榎本会計事務所にとっての、ホームページの意義は何ですか。
榎本会計事務所にとってのホームページには二つの意義があります。
第一に、今まで述べたとおりの「経営者を支援するための情報発信の場」。第二に、「社員の緊張感、職能を向上させるための道具」です。
集客効果は、それほどには期待していません。榎本会計のように地域に密着した会計事務所にとっては、集客の手段としては、正直言って、「紹介」がもっとも確実ですから。
ホームページは、社内の緊張感をキープするための道具
ホームページの第二の意義、「社員の緊張感、職能を向上させるための道具」とは具体的には。
とにかく全ての情報をWebに出し、晒し、お客様に見てもらいます。そうやって事務所内のすべてを外部に公開すれば、内部によい意味での緊張感が生まれます。
榎本会計事務所のホームページでは、価格表もサービス内容も、全てWebに出しています。イベントを行ったら、そのレポートを載せます。例えば、毎年、既存顧客を招いて、経営方針発表会、顧客交流会を行っています。2007年は東京プリンスホテルで行ないました。その様子も、Webに載せますし、社員に感想も書かせます。毎日、フォトログも行っています。書き手は社員一人一人で持ち回りの当番制です。携帯電話のカメラで写真を撮って、それにコメントをつけて載せていきます。
ホームページは、榎本会計事務所のすべてを映す、鏡です。ホームページという鏡を持つことで、社員が襟を正します。
「ホームページという鏡を持つことで、社員が襟を正す」
「ホームページという鏡を持つことで、社員が襟を正す」とは、具体的には。
社員は、常に顧客に対し、よい意味での緊張感を持っていなければなりません。では、どうやれば緊張感が持たせられるか。いちばん有効なのは、社員を、顧客の前、つまり「人前」に立たせることです。人前では、誰でも自ずと、居ずまいを正します。
Web上で、あらゆる情報を発信する。事務所の内部を鏡に映して、お客に見せてしまう。これが、Webを通じて、社員を「人前に出す」ことに相当します。
特にフォトログは、誰が、どういう写真を撮って、どういうコメントをしたか、社員は互いに気にしています。お客様も見ていて、時には、それを話題にしてくださる。そして社員が、お客様とのつながりを再認識してくれます。内部の活性化、お客様を通じての「気づき」、「やる気」の促進につながります。
かつては、どんなホームページを作っていたか
イーナチュラル以前には、榎本会計事務所では、どんなホームページを作っていたのですか。
ホームページを、いちばん最初に作ったのは、1996年頃です。知り合いの制作会社に頼んで作りました。
1996年当時、会計事務所でホームページを作った例は珍しかったと思います。内容も悪くはありませんでした。
悪くはなかったとは言っても、結局は、会社案内を電子化したような内容に過ぎず、マーケティング性は弱かった。何とかしたいなと内心思いはじめた頃に、イーナチュラルさんと出会いました。2000年頃のことです。
その時の榎本会計のホームページの現状について意見を求めました。
イーナチュラルさんは、欠点をズバズバ指摘してきました。しかし、指摘の内容はもっともだし、話の内容にも筋が通っていた。また、単に批判するだけでなく、建設的な代案もありました。よし、榎本会計のホームページはここにお願いしようと心に決めました。
そして今現在、冒頭でお話ししたとおり、ホームページの一切合切を依頼しています。
7年間つきあってみて分かった、「イーナチュラルの良さ」
これまで7年間つきあってみて分かった、「イーナチュラルの良さ」を、お聞かせください。
イーナチュラルの良いところは、「実現力、実装力」です。我々の心の中にある、様々な思いや構想を、ホームページに適した形で、実現してくれます。
榎本会計事務所のWebサイト
イーナチュラルには恐縮ですが、ホームページの力(チカラ)とは、最後はアイディアでもコンセプトでもなく、コンテンツそのものだと考えています。そして、コンテンツの良し悪しを決めるのは、イーナチュラルではない。われわれの思いや気合いこそが主役だと考えています。
イーナチュラルに期待することは、その思いが空回りしないよう、読者に受け取りやすい形で表現できるよう、良きパートナーとしてお手伝いいただくことです。
会計事務所にとっての、イーナチュラルを使いこなしのコツ
榎本様の視点から見ての「会計事務所にとっての、イーナチュラルを使いこなすコツ」をお聞かせください。
「お客様にとって、どんな会計事務所であるべきか。常に自問自答しています。」
会計事務所がイーナチュラルを使いこなす時のコツは、二つあります。 第一のコツは、「事務所側に改革へのハッキリした意欲を持つこと」です。やる気がない状態で、「プロにお任せ」とばかりに、丸投げしてもダメです。所長自らが、自分の言葉で、自分の方針やビジョン、つまり「ウチの事務所は○○のようになりたい」と伝えられねばなりません。
ここでアドバイスを一つ。「○○な会計事務所になりたい」という枠組みで考えると、「ナンバーワン会計事務所になりたい」というような、内容空疎なスローガンが生まれがちです。そうではなく「お客様にとって○○な会計事務所になりたい」という風に考えてみてください。自ずと、顧客本位の、地に足のついた方針が、考え出せます。
第二のコツは、「いったんつきあい始めたら最低でも1年は、とことん付き合い抜くこと」です(※)。
会計事務所は、基本的に、お客様と長い付き合いができる業態です。つまり、最初に投資をしたとしても、それで一人でも二人でも新しいお客様が見つけられれば、それでペイする構造。つまり、先行投資が可能なビジネス構造です。この利点を生かさない手はありません。
ホームページを作って、翌月には新規顧客が見つからないと、かんしゃくを起こすようなことは、軽率だと考えます。
※ 「もちろん選定段階では、慎重に比較検討する必要があります」
イーナチュラルはどんな会社に「向いていない」か。どんな会社に「向いている」か
イーナチュラルはどんな会社に「向いていない」と思いますか。
何でも言いなりになってくれる「ホームページ業者」を求める人には向いていないでしょう。
イーナチュラルはどんな会社に「向いている」と思いますか。
商品は良い。しかし、見せ方がわからないばかりに損をしている。そんな会社に向いていると思います。イーナチュラルは、その会社の良さを、お客様に伝えるための「よき通訳」となってくれますから。
今後の期待
今後のイーナチュラルへの期待をお聞かせください。
榎本会計事務所とイーナチュラルは、これからも、良い意味で、互いに挑戦し合う関係、刺激し合う関係でありたいと考えています。私はこれからも、どんどん思いを、アイディアをお伝えします。どうかそれをホームページで実現してください。そして、榎本会計事務所の良さが、もっともっとお客様に伝わるようにしてください。今後とも宜しくお願いします。
お忙しい中、有り難うございました。
内容、社名、役職等は2007年7月取材当時のものです。