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[Webに効くおクスリ]

処方箋:入り口は多く、出口は一つに

文/イーナチュラル :: 2006.12.27

突然ですが、このメルマガのタイトルは「ホームページをできる営業マンにす
る方法」です。バックナンバーを見てみると、やはり読者の多くが興味を持っ
ているであろうSEOに関する情報が多いわけです。

しかし厳密に言うと、SEO自体はホームページを「できる営業マン」にはしませ
ん。

SEOは、検索エンジンを使うお客さんと自社のホームページが出会う確率を上げ
ることですから、営業マンで言えば「マメにお客さんを訪問している」といっ
た程度のレベルでしょうか。

もちろんそれも重要なことですが、できる営業マンの真価はやはりクロージン
グ能力ですよね。お客さんを、落としどころまでスムーズに誘導する力です。

さて、前置きが長くなりましたが、今回述べたいのは「入り口は多くすべし 
出口は一つにすべし」ということです。

ホームページには、閲覧者を目標のページに誘導するための主軸となる流れ、
つまり幹線が必要です。多くの企業ホームページにおいて、幹線はトップペー
ジ→製品ページorサービス紹介ページ→問い合わせページor購入ページという
道でしょう。

ブログなどを使ってサイト内のページ数を増やし、いろんな検索キーワードの
ニーズに対応するのは、SEOを考える上で重要なことです。入り口は多いに超し
たことはありません。そしてそれらのページの全ては、幹線に向かって流れ、
出口に向かって収束していかなければいけないのです。このことは意外と見落
とされがちです。

おそらくホームページを制作するとき、まず主要なページを作って、そこから
枝葉を広げ肉付けしていくという順序で構成を考えるでしょう。だから枝葉の
ページから逆に幹線へ誘導する道がないことに気付かないわけです。

アクセス解析などで閲覧者の動きを見てみると、実はその逆の流れが非常に重
要であることが分かります。

アクセス数は増えているのに問い合わせが増えない、というような企業サイト
の解析結果を見てみると、
●幹線から細かいページに行った後、離脱。
●ブログ記事など末端のページから訪問してきたものの、幹線へ誘導する仕組
みがないため、そこで離脱。
というような痕跡が多く見られます。
これでは、クロージング能力のない営業マンです。

自社のホームページに下記のような問題がないかチェックしてみてください。
●メインメニューに戻る以外に誘導がないような行き止まりページがある。
●欲張っていろんなページにリンクを張り、行き先が拡散してしまっている。
●不必要にサイト外へのリンクを張り、閲覧者がそのまま離脱。
●ブログなどサブコンテンツに注力しすぎて、情報の充実度が幹線と逆転。
●幹線への誘導が他のリンクに混ざってしまい、目立っていない。

ブラウザの戻るボタンやグローバルナビゲーションを使わなくても、どのペー
ジからでも自然に幹線にたどり着き、出口へ。そうなるような流れを意識して
作れば、そのホームページはきっと「できる営業マン」になるはずです。

2006.12.27


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