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ふくいナビ消失事故に思う

文/田中 秀史 :: 2021.01.13

昨年11月の話ですが、公益財団法人ふくい産業支援センターが
運営するウェブサイトが、まるごと消失するという「事故」が
起こりました。

「ふくいナビ」クラウドの全データ消失、NECキャピタルソリューション社内手続ミスが原因
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2020/11/10/44794.html


事故、と言っても原因は単なるサーバー更新のし忘れで、
「なるほど、かしこまりました」としか言えない案件となって
おります。ご担当者の心中は察するに余りあるものがありますね。

同じ業界に身を置くものとして、
どうすんのこれ...と思わざるをえない一件なのですが、
続報があったことを最近知りました。

福井県産業情報ネットワーク「ふくいナビ」の復旧について
https://www.fisc.jp/blog/2020/12/2627/


本来は事務的な文章であるべきところ、「調査をさせた」といった
表現あたりに担当者のオブラートに包みきれない気持ちを感じる
のはご愛敬として、当初存在しないと思われていた利用者データの
バックアップが、実は社内サーバーの中に残っていたという
一発逆転な展開になっていました。

これ、社内サーバー → クラウドの移行時に
おそらくサイト運営会社が「念のために...」で、
スクリプトで自動バックアップしていたデータと推測しています。

クラウドでの運用が軌道に乗ったら、バックアップも終了になる
ところ、そのまま忘れさられて野良バックアップとして、
最近まで動作していたのでは思います。

利用者データという重要データが、人知れず社内サーバーに保管
されていたという状況は、これはこれでセキュリティ的には
問題ありな状況で、データ消失と同様のどうなってんの案件ですが、
今回は結果的に自らを救うことになりましたね。

さて、ここまで偉そうに書きましたが、正直に告白すれば私も
同じような経験をしたことがあります。ローソクの炎が消えかけの
ところをなんとかで回避した苦い経験は、その後の糧にはなって
いますが、経験しなければそれに越したことがないのも事実です。

ウェブサイトの運用では、多くの契約や仕組み・システム等が
動いていますが、その全てを正確に把握出来ていないサイトは
実は結構あるのではないでしょうか。

みなさんのウェブサイトはいかがですか?

2021.01.13


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