こんなご時世で、現実世界での活動は制限されていますので、
企業の活動もオンラインに急激にシフトしてきていて、弊社にも
いろんな相談が舞い込みます。

頼りにしていただけるのはありがたいことで、
どうにかお役に立ちたいとは考えているのですが、外的要因による
降って湧いたような話なところもあるので、実際に形にしようと
すると、なかなか一筋縄でいかないのが現実です。

話を詰めていく中で課題になってくるのは、
「何をどう作るか」もさることながら「それを如何に運用するか」
という、作った後の話が曖昧なままに、お客様の中でストーリーが
進行しているケースが、チラホラと見受けられることです。

会社案内代わりのホームページであれば、作ってそれっきりで
あとは１年ごとに情報の見直しをすれば、
それで済むかもしれません。

しかし、営業活動に積極的に活用する目的のホームページは
作ってそれっきりという訳にはいかず、絶え間ない改善活動が
求められます。

このホームページ企画の初期段階で、
作った後に運用フェーズまで想定出来ている案件は、
私の印象ではあまり多くありません。

・運用スキルを持つ人材が社内にいるか？
・必要な更新頻度を確保出来るか？
・ホームページ運用の損益分岐点は？
etc...

考えることは、結構ありますよね。

また、ホームページを制作した暁には、
必ず成功することを信じて疑わない方もいらっしゃいます。

それはそれで非常にポジティブで、我々もその期待に応えられるに
努力はいたしますが、残念ながら百発百中で成功とはいきません。

成功したらそれでいいとして、
仮に思うような結果にならなかった時に、次にどのような行動の
選択肢があるかを事前に想定しておくことも、
サイト運用のひとつと言えるのではないでしょうか。