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[Webマーケティング羅針盤]

覚えやすいドメインネームの付け方

文/イーナチュラル :: 2002.05.22

みなさんはドメインネームについてどのようにお考えでしょうか?例えば、

enatural.co.jp
yahoo.co.jp
google.com

のような、ドメインネームはいわばインターネットにおける企業の看板です。
看板であるからには、やはり覚えやすいものが好まれるのではないかと思いま
す。しかし、6、7年前ならいざ知らず、今ではほとんどの英単語が取り尽くさ
れ、なかなか覚えやすいものを取得するのは困難になりつつあります。

話はそれますが、6、7年前にどれだけドメインネームが自由に取れたかという
と、かつて私が「tv-asahi.com」を所有していたということが物語っているの
ではないかと思います。「mugcup.com」や、実際には取得はしませんでしたが
「kogure.com」など、分かりやすいドメインネームは取り放題だったと言って
良いと思います。しかし、そんなパラダイスはここ数年で激変しました。

かといって、覚えやすいドメインネームがもう取れないのか?といったらそん
なことは無いと思います。確かに、会社名をそのままドメインとして使用する
ことは難しいと思いますが、少し工夫をすればまだまだ覚えやすいドメインネー
ムを取得することは可能なはずです。

取り尽くされていると思われるアメリカのドメイン(.com、.net、.org)につ
いて、私の実体験をご紹介させて頂きます。どちらも1年くらい前に取得したド
メインです。

パターン1 単語を組み合わせる「redsoul.net」これは浦和レッズのファンサ
イトを運用するために取得しました。文字通り、赤い魂です。redもsoulも覚え
やすい単語ですが、これらを組み合わせる言語感覚というのは、もしかすると
日本人特有のものなのかもしれません。

パターン2 造語「netafull.net」これは簡単なニュースサイトを作りたくて
考えついたのですが、net a full、ネタを振る、ネタが満載といったところか
ら連想しました。

これを見て頂ければ分かると思いますが、覚えやすいドメインネームはほぼ取
り尽くされていると書きましたが、工夫次第では短いものでも取得できる可能
性はあると言えます。いずれもシンプルな英単語を組み合わせた造語です。繰
り返しになりますが、日本人特有の言語感覚は、まだ未知のドメインがある可
能性を秘めているかもしれません。ただし、あまり突飛なつづりを考えてしま
うと、逆に覚えてもらいにくいというパラドックスに陥ってしまう可能性があ
るので、注意が必要ですが。

パターン3 日本語読み「12no3.com」これは弊社で近日公開を目指しているウェ
ブサイトのドメインなのですが、読んだまま「いちにのさん」です。このパター
ンは他には「たのみこむ(tanomi.com)」や「おなまえどっとこむ
(onamae.com)」などがありますが、若者から年輩の方まで、比較的覚えやす
いのではないかと思います。

さらに、.ne.jpや.jpなどに幅を広げれば、より可能性は広がるでしょう。ただ
し、.it(イタリア)や.to(トンガ)などの、一目見てドメインネームと判別
がつかないものは使わない方が無難です。最近ではhttp://をつけない表記が一
般的になっていますが、想像しにくいドメインの場合、http://www.enatural.it/
といった表記をしなくてはならないからです。

ネーミングには産みの苦しみもあると思いますが、自社の製品やサービスを的
確に表し、さらに覚えやすい極めつけを作り出してみてください。ここをいい
加減にしてしまうと、後々のサービスや製品までいい加減だと思われかねませ
ん。手間と時間を惜しまなければ、覚えやすいドメインネームを取得すること
は可能だと思います。

ドメインネーム(com、net、org)を検索
https://www.netsol.com/en_US/index.jhtml

2002.05.22


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