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データを記録しておくこと

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コンビニエンスストアのレジにおいて、性別や年代を記録していることはご存
じかと思います。その属性データを持つ顧客が、いつ何を購入したのか? そ
のデータを記録することによって、天気、気温、季節行事、ワールドカップの
ような大きなイベント、地域のイベントの各種の要因を持つ日時にどのような
商品をどのような人が購入するのかがわかります。データを記録しておいたこ
とによって、仕入、在庫数、商品開発、商品の棚割、人員配置、出店計画など
を決める際の重要なデータとして活用ができるのです。

データを活用する。その第一歩が、データを記録することです。

Webサイトにおいては、基礎的なデータとなるものにアクセスログがあります。
一般的なレンタルサーバーにもアクセスログが表示されるものが多いですが、
そこから得られるデータには限度があります。一般的なものには

・各ページの閲覧数
・曜日や日付ごとの閲覧数
・接続されたドメイン

などです。これだけでもある程度の活用はできますが、一般的なものでわかる
のは「全体のデータ」です。本当に知りたいのは「ユーザー1人1人の行動」
に他なりません。ユーザー1人1人の行動の集合である全体データであれば、
活用の範囲が広いのですが、単なる全体データであればその活用範囲は狭まり
ます。

イーナチュラルのWebサイト運用のお手伝いをさせていただいているサイトでは、
Webサイトへアクセスされた方々のデータを記録しています。データと言っても
個人が特定できるわけではありません。

・Aという検索エンジンから来た人は、このようなページを見る傾向がある
・Bというリンク先から来た人は、何も見ずに帰ってしまう
・Cという検索キーワードが一番、サイトへの誘導効果がある
・Dという検索キーワードを入力した人は問い合わせをする確率が高い
・ページ内での誘導ではEがもっとも効果がある

といったような二次的なデータを引き出して仮説・検証ができるようなデータ
を記録しておくのです。コンビニエンスストアのレジでの性別、年代入力と商
品データの売り上げの組み合わせと同様に、ちょっとしたデータの組み合わせ
を記録しておくことによって、アイデア次第ではありとあらゆる活用ができる。
そんな、データの記録を心がけたいものです。

Webサイトのデータを記録しておくことによって、その効果がもっとも得られる
のはリニューアルの時ではないでしょうか。ああしてみよう、こうしてみよう、
という感だけでリニューアルをするのと違い、ああだからこうなった、こうし
たからああなった、という現実の生きたデータを踏まえたリニューアルでは自
ずと結果が変わってきます。

データを活用するには、有効なデータを記録することからはじめてみましょう。

2002年06月12日   このエントリーをはてなブックマークに追加 

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