[目からウロコのインターネット活用術]
Webサイトの効果
Webサイトの効果と聞いて、どんなものを思い浮かべますか? 一番欲しいのは
「何かが売れる」という実績でしょうが、それ以外にも様々な副次的効果があ
りそうです。
「きっかけ」
インターネットで情報発信をすることで、様々な人や企業との接触機会が生ま
れます。
・メルマガが縁で人事採用をした
・見ず知らずの人に会社やサービスを認知してもらった
・仕事の協力相手が見つかった
・雑誌や新聞の取材が来た
など、新たなコミュニケーションツールとして人や企業との出会いの「きっか
け」をもたらします。「きっかけ」を自社の成功に結びつけられるかどうかは、
Webサイトの中味やその後の対応によりますが、Webサイトがこれまでの媒体で
は考えられなかった新たな「きっかけ」を生み出すとなるツールであることに
は間違いありません。
「伝える」
Webサイトにたどり着いた方や、メールマガジンの読者になった方に届けるのは
文字や図形・音声・画像・映像など、様々な形態をした企業からのメッセージ
です。例えて言うなれば、説明がわかりやすくて思わず購入してしまいたくな
る営業マンにがいる一方で、説明がわかりにくかったり態度が気に入らなかっ
たりで敬遠してしまう営業マンがいるのと同様に、「伝える」Webサイトと「伝
えない」Webサイトがあります。
Webサイトがないだけ、もしくはお粗末なWebサイトのおかげで、インターネット
などの情報技術を活用していない企業という企業イメージがついてしまう可能性
は十分に考えられますので、正しく「伝える」ことはもちろん効果的に「伝える」
ことにも気配りが必要です。
「社員の意識改革」
Webサイトを「きっかけ」として効果的に利用し、正しく「伝える」ことによっ
て、問い合わせや注文が増えて行く。そんな体験を重ねていくことによって、
Webサイトの効果を社員が認識し、情報を発信している企業だという意識が高ま
り、スキルアップにつながればいうことはありません。いい仕事をした結果とし
て、社員の能力向上がなされそれがまたいい仕事を生み出す。そんなサイクルが
できれば最高です。
2002.04.24