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[コレが気になる!]

“ゼロ”では困るバックアップ

文/イーナチュラル :: 2007.03.14

「バックアップは大事」と聞けば、誰でも当たり前だと思うでしょうが、具体
的なデータの取得や復帰についてはどうでしょう。「WEBサイトのデータのバッ
クアップをして下さい」と言われても、何をすればいいのかすぐには思い浮か
ばない方も多いのではないでしょうか。

最近ではブログや安価なCMSの普及で、データベースと公開ファイルが別になっ
ているケースも増えてきています。つまり、サイトの構成によって、バックアッ
プの手法も多様化しているということになります。いくつかのケースを見てみ
ましょう。


1)HTMLを直接編集してFTPでアップロード、公開している場合
この場合は手元に編集したデータが存在するので、CD-R等のメディアにコピー
して、出来れば別の場所に保管しておくと確実です。オンラインストレージな
ども利用できそうです。


2)ブログ、CMSがファイル型のデータベースを利用している場合
BerkeleyDBや、SQLiteなどのデータベースを利用している場合は、データベー
スが通常のファイルと同じように存在しているので、FTPで取得することが出来
ます。

システムから生成された公開HTMLや、プログラムからアップロードした画像な
どはデータベースに格納されない物がほとんどなので、FTPで取得して保管して
おくと良いでしょう。


3)ブログ、CMSがMySQLを利用している場合
Movable Typeを利用する場合によく使われるデータベースで、利用するにはあ
る程度の知識が必要です。ポピュラーなのは、phpMyAdminを使ったエクスポー
トですが、履歴管理等のバックアップに特化した機能をもったWEBアプリも存在
します。

この場合も生成されている公開HTML等は別途取得しておく必要があります。万
が一、データベースのバックアップが無い場合でも、生成ファイルから再度デー
タを作り直せる可能性があります。


4)アウトソーシングをする場合
方法がわかっても、定期的に実行して履歴を管理して、復旧の検証も…
と、なるとなかなか思うようにいかないものです。そういう場合は保守サービ
スなどを利用すると、いざと言うときにもスムーズに復旧が出来ます。


いずれの場合も、保存しておくべきデータはどれなのか、個人情報のような重
要なデータの扱いをどうするか、コピーデータの分散をどうするか、といった
切り分けや、バックアップと更新の頻度のバランスなど、しっかりと事前に計
画を立てて行う事が大切です。

2007.03.14


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