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[Webマーケティング羅針盤]

ホームページをできる営業マンにする基本(9) ホームページを育てる

文/イーナチュラル :: 2003.02.12

ホームページの良いところは、誰でも簡単に技術を習得し、それなりに作れて
しまうところだと思います。コンピュータで何かを作るというと、プログラミ
ングを連想してしまい、なんだか小難しく思えます。しかし、ホームページは
そんな状況を一変させ、個人が世界に向けて情報発信することを可能にした素
晴らしい技術だと思います。

ホームページ作成が簡単だった理由に、何より記述言語であるHTMLの習得が容
易であったことがあげられると思います。HTMLには厳密な定義があるのですが、
実際にはかなりアバウトな記述でも表示されますので、堅苦しさが無かったの
が良かったのでしょう。最近はHTMLエディターと呼ばれる専用ソフトがあり
HTMLを覚える必要すら無くなりつつありますが、黎明期にはHTMLの記述は全て
手書きだったため、その“簡単さ”が普及に一役買ったのは間違いないと思い
ます。“インターネットブーム”と呼ばれた頃には、こうした理由から企業や
個人のホームページが多数生まれることとなりました。

“手軽さ”はしかし、誰もが作れるが故に制作費の下落を生みました。初期の
ホームページの目的は、情報公開や営業活動の一環というよりも、そこに存在
することに意義があったといっても過言ではありませんでしたから、内容より
も見た目が重要視されていたように思います。

しかし、時代は変わりました。いま、ホームページが問われているのはその質
です。ホームページは誰でも作れますが、成果を生み出すホームページは誰に
でも作れるものではありません。それでは、ホームぺージから成果を生み出す
には何が重要なのか?

私は、ホームページを作成することももちろん大切なことだと思いますが、そ
れ以上に重要なのは運用だと考えています。ホームページを子供に例えて見る
と分かりやすいかもしれません。

生まれた子供がどのように成長するかは、育てる親の手腕にかかっていると言
えます。親は、時には育児書を読んだり、知人からアドバイスを受けたり、少
し大きくなれば水泳やピアノを習わせたりと、さまざまな手間をかけて育てる
と思います。この「手間をかけて育てる」ということは、全くホームページに
も同様のことが言えます。

既にホームページをお持ちの方は考えてみてください。今の状況は、いかがで
しょうか。きちんと面倒を見てあげられているでしょうか?

・多くの人から愛されているか(訪問者は多いだろうか)
・正しい言葉遣いができているか(読みにくいことはないだうろか)
・誰にでも優しく接しているか(分かりにくいことはないだろうか)

これらのことを常に問いかけながら、良い点はさらに伸ばし、悪い点は改善し
ます。そして、これらの日々の努力が、運用となります。出来の良い子供だか
らといって、ほったらかしにしてはいけません。気をかけ目をかけ手をかける
という、あなたの愛情がホームページを育てます。

繰り返しになりますが、ホームページは勝手に育ちません。誰かが手をかけて
あげなければ成長できないのです。今ならまだ、間に合います。もう一度、ホ
ームページの運用方法を見直してみてください。

2003.02.12


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