[コレが気になる!]
WEBサイトデザインを上手く行う、大切な1つの指針
企業がホームページのデザインを作る、または発注する時に、確実に押さえて
おくべき大切な指針があります。それは、
「標準的なWEBサイトデザインのガイドラインに従う」
というただ1点です。なんとか魅力的なホームページにしたいという思いから、
デザインにこだわる事はとても良いことです。
ですが、それがいつのまにか目的になってしまい、装飾過多で使いづらいホー
ムページが出来たのでは本末転倒です。
制作・発注をしている自分たちは、ずっとそれを見続けているので、途中で見
た目に飽きてきたり、多少使いづらくとも慣れてしまったりするために、ユー
ザーの視点を見失いがちです。
■標準的なガイドラインから外れると...
・ユーザーは他の大多数のサイトの動作に慣れている。
・ユーザーは1つのサイトの動作を覚える前に去ってしまう。
・ユーザーは期待した動作をしなければ不満に感じる。
・結果として、ユーザーが必要な情報を見る機会が失われる。
言ってみれば、自己満足以外には何も得られないということです。
では「標準的なWEBサイトデザインのガイドライン」とはなんだ?という点です
が、これは様々な書籍が出ていますので、探してみてください。
といっても特別な話ではなく、ロゴやメニューの配置、パンくずリストがある
かどうか、サイトマップやサイト内検索が一般的な場所に設置されているか、
リンク先の内容が分かる言葉にリンクを付けているか、といった1つ1つは当た
り前の内容がほとんどです。
こういったガイドラインに従っても、デザインの自由度が阻害されることは有
りませんので、ユーザーの視点を大事にした上でWEBサイトデザインを行いま
しょう。
2008.05.14