【イーナチュラル】の ホームページをできる営業マンにするコラム:ホームページを「できる営業マン」にする方法

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【2001年1月の創刊以来、毎月2回発行されている「まぐまぐ殿堂入り」のメールマガジンです。】
みなさんはコンビニで飲み物を買うとき、ドリンク棚の上から2、3
段目あたりの商品を買うことが多くありませんか?
ご存じの方も多いでしょうが、小売店で棚に商品を陳列する際、こ
の床上100~150cm程度のエリアを「ゴールデンゾーン」とか「ゴー
ルデンライン」と呼びます。お客さんの視界に入りやすく、手にも
取りやすいため、売れ筋商品や一押し商品など、店にとって利益の
大きいアイテムをここに並べると、よく売れると言われています。
さて、ではホームページのゴールデンゾーンはどこでしょう?
目線の動きを記録するアイトラッキングや、クリックされた箇所の
ヒートマップ分析などでテストしてみると、下図の(1)(2)(3)のエ
リアが興味を持たれやすいということがわかります。
┌──────────────────────────┐
│ロゴマーク │
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃ (1) ┃
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
│┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┏━━━━┓│
│┃ ┃┃ ┃│
│┃ (2) ┃┃ (3) ┃│
│┃ ┃┃ ┃│
│┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┗━━━━┛│
│ │
│ │
奇しくもコンビニのドリンク棚と同じ、2、3段目あたりですね。
(1)にはサイト全体で目立たせたいグローバルメニューなどが配置
されます。左にあるメニューほど注意を惹く傾向があるようです。
(2)にはそのページで一番強調すべきページタイトルなどが配置さ
れます。また(3)はYahoo!など大手ポータルサイトのように、目立
つバナーが配置されることも多い箇所です。
多くのサイトがこのゴールデンゾーンに重要な情報を置いています。
それによってユーザーもその配置に慣れているため、さらにこのゾー
ンに意識が向きやすくなっているのではないでしょうか。
ホームページには個性が重要です。しかしレイアウトなど基本的な
部分で奇をてらいすぎると逆に失敗してしまいます。「あるべきと
ころにあるべきものを配置する」これが、サイト内の顧客誘導をう
まくいかせるコツなのです。ゴールデンゾーン、上手に使ってみて
ください。
» このコラムの個別ページを見る | 2010年05月12日
文/齋藤 伸也
先日、こんなことがありました。
隣のスタッフが「Googleの検索結果の2番目を見てください」と。
すると私「はい、A社のことだよね・・・」
スタッフ「えっ、B社じゃないですか?」
私「いや、A社だよ」
そう、二人がみている検索結果が違うのです。今に始まったことで
はありませんが、このように人によって検索結果が違うという例が
身の回りでも増えています。電話の先のお客さんと会社、会社と自
宅、会社内でも結果が違ったり、といった具合です。
考えてみれば、違っていて当然かもしれません。
例えば、東京都中央区京橋にある弊社にて、昼食前に「いい店知ら
ない?」と聞いたら、東京都中央区京橋のランチを教えて欲しいと
ころです。これが検索エンジンで「京橋 ランチ」などと検索する
と、大阪の京橋が多数出てきます。「京橋 ランチ 東京」などと
すれば良いのでしょうが、検索エンジンが私向けに「東京の京橋
ランチ」の検索結果を見せてくれたら、なんと便利なことでしょう。
ネットに接続するIPアドレスからわかる地域情報、ログインしてい
るユーザーの事前登録情報、ブラウザの検索履歴やクリック履歴な
どなど、我々は検索結果から情報を引き出すために、自らの情報を
送っています。それらのデータが活用されて出てきた結果が、冒頭
の人によって順位が違うという状態でしょう。Googleの検索エンジ
ンは、徐々にその適用範囲を広めてきていますので、皆さんの身の
回りでも同様のことがおきていることと思います。
人によって順位が違うとなると、順位という絶対的な数値評価が揺
らぎます。1位というのは気持ちが良いものですが、検索結果1位
だけでは商売は成り立ちません。検索エンジンから人が来て、その
中からわずかな確率で顧客となってくれて、ようやく成果が出たと
言えます。そのために今後は、成果が多いキーワードは何か?、成
果になる確率が高いキーワードは何か?、といったような成果に近
い指標の重要性が高まりそうです。
サイト内への来訪検索キーワードについて、「成果件数ランキング」
「成果になる確率ランキング」を並べてみるだけでも、新たな発見
があるかもしれません。もし余裕があれば、縦横に件数と確率の軸
をとって、検索キーワードをプロットしてみると良いでしょう。
・質、量共に優秀という素敵な検索キーワード
・件数は多いが確率はイマイチな検索キーワード
・確率は高いが件数はイマイチな検索キーワード
・質、量共にイマイチな検索キーワード
が目に見えるようになるでしょう。ここまで見えれば、改善の対策
アイデアもひらめきそうですね。
» このコラムの個別ページを見る | 2010年04月28日
文/田中 秀史
ホームページは、いろいろな人に見られます。業種や商材によって
も変わるとは思いますが、老若男女・性別・趣味趣向・地域など様
々な属性を持った、様々な人に閲覧されます。
これに対応すべく、企業のWeb担当者や私たちのようなホームペー
ジ制作会社は、どうしたら閲覧者に伝わるホームページが出来るだ
ろうかと、あれやこれやと頭をヒネります。
この文章を読んでいる方の中にも、同じような経験をしたことがあ
る方もいらっしゃるのではないでしょうか?(あるいは、今まさに
お悩み中の方も)
自社サービスが多岐にわたり、想定されるホームページ閲覧者像も
同様に多様だと想定される場合、ホームページもそれに応えられる
ように、自由度の高いレイアウトや構成にしましょうという話にな
ることが多いです。
しかし、サイトの自由度を高めることが、本当に閲覧者の利便性向
上に繋がり、果ては自社の利益に繋がるのか、議論の余地はあると
思います。
サイトを訪れた訪問者に自由に見てもらうという考えは、一見する
と正しいように思えます。しかし、見方を少し変えると「ウチのサ
イトをこう見て欲しい!」という意図が、情報発信側=サイト運営
者の中で明確になっていないと捉えることも出来るのではないでしょ
うか。
誰もがうなずきやすい「自由度が高い」という言葉を錦の御旗にし
て、本当にお客様が欲しているサイトの姿について思考停止してし
まうのは、大きな危険をはらむことになると思います。
誤解の無いように言っておくと、私は自由度の高いホームページが
ダメだと言っているわけではありません。ただ、安易に自由度を偏
重することは、お客様の利益を損ねることもあるのではと考えてい
るのです。
モニターの向うにいるお客様は、本当に「自由」を望んでいるのか
と、ちょっとだけ考えてみても損はしないと思います。
» このコラムの個別ページを見る | 2010年04月14日
文/巽 太陽
3月ももうすぐ終わりですね。4月から社内のWeb担当者が変わる企
業も多いのではないでしょうか。
Webサイトがインターネットの大海を進む船だとすると、Web担当者
は舵取り。舵取りが変わったことで船が遭難してしまわないよう、
引き継ぐべきことを簡易チェックシートとしてまとめてみました。
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┌────────────────────────────┐
│(1)サイトの目的 │
└────────────────────────────┘
◆サイト構築の経緯・目的(会社案内?営業活用?)
◆ターゲット(既存?新規?地域は?)
◆具体的な目標値(アクセス数・訪問者数・問合数・注文数...)
┌────────────────────────────┐
│(2)現状 │
└────────────────────────────┘
◆目標の達成度
◆今後の課題
◆既知の不具合
└緊急度
┌────────────────────────────┐
│(3)関係者 │
└────────────────────────────┘
◆制作会社(担当者)
└担当範囲
◆社内関係者
└担当範囲
┌────────────────────────────┐
│(4)サーバー等、管理運用に関わる情報 │
└────────────────────────────┘
◆サーバー情報
├サーバー会社(担当者)、契約プラン、費用、契約更新時期
├サーバー管理ページURL・ID・PW(※必要であれば)
├ドメイン管理会社、費用、契約更新時期
└FTPのアドレス・ID・PW
◆その他利用プログラム・サービスのID・パスワードなど
例)ブログ、Youtube、アクセス解析、メルマガサービスなど
◆更新方法
├更新スケジュール
├担当者
└方法
------------------------------------------------------------
他にもあるでしょうが、簡易と言うことでお許し下さい。
さて、この中で最も大切なものは何でしょう?
それは「(1)サイトの目的」の引き継ぎです。
年度変わりのバタバタで、(3)や(4)ような表面的な情報の引き継ぎ
だけで終わってしまい、(1)や(2)を見落としてしまうことは、残念
ながら多い話です。
サイトが遭難してしまう原因の多くは、この「目的」という羅針盤
を失ったことによるものです。担当者切替によって吹き込んだ新た
な風を帆に受けて、サイトが目標に向かってさらに邁進できるよう、
きっちり羅針盤を渡してあげてください。
» このコラムの個別ページを見る | 2010年03月24日
文/田中 秀史
これは、あるWebディレクターに襲いかかった突然のピンチと、そ
れを克服し再び光を見るまでの、戦いの記録である。(一部脚色)
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●2010年2月X日 13:00 / それは突然やってきた
WebディレクターのTさんは、その日もいつもの通りお客様のホーム
ページのメンテナンスを行っていました。
そのホームページは、サイト全体がブログで構築されていました。
最近では、サイトがブログで構築されているサイトは珍しくありま
せんが、その日メンテナンスをしていたサイトは少々事情が異なっ
ていました。
そのサイトは、他の制作会社が設計・構築したブログを、とある事
情でTさんの会社が後を引き継ぐ形でメンテナンスをしていたので
す。
ブログの動作ログに、いくつかのバグが残っており、その日はその
バグ潰しがTさんの作業でした。
作業を進める中で、Tさんはサーバー内にブログソフトウェアの動
作に不必要と思われるファイルをいくつか発見しました。ブログの
エラーログと比較しても、このファイルが原因であることはほぼ間
違いないようです。
Tさんがサーバーから不要ファイルを削除し、ブログの動作確認を
したときに、それは起こりました。
エラーメッセージが表示され、ブログへのログインが一切出来なく
なってしまったのです。
●2010年2月X日 14:30 / 救世主の名は「バックアップ」
100%に近い自信を持って作業をしていたTさんは、不覚にも不要と
思われるファイルのバックアップを取っていませんでした。まずは
お客様に事の顛末をご連絡をして、Tさんは善後策の検討に当たり
ました。
不要ファイルのバックアップは取っていなかったTさんですが、幸
いにもメンテナンス作業前に、ブログデータのバックアップは取っ
ていました。
Tさんは、動作しなくなってしまったブログソフトウェアの復旧を
諦め、サーバーに新たにブログソフトウェアをインストールし、バッ
クアップしたブログデータをインポートすることで、事態の打開を
図りました。
●2010年2月X日 16:00 / 最後の敵は「偽りの仕様書」
元々の制作会社から渡された仕様書を元に、Tさんはブログの復旧
を試みます。幸いにも、ブログデータのインポートも問題無く成功
し、ブログへのログインが出来る状態まで復旧しました。
しかし、何かの記事を更新しようとすると再びエラーが発生!
おかしい、仕様書通りにブログの設置を行っているはずなのに…
Tさんは、ブログの設計図とも言える「テンプレート」を、ひとつ
ずつチェックしていきました。すると、明らかに必要と思われるプ
ラグイン(ブログの機能を強化する追加ファイル)が、仕様書には
記載されていないことが判明。
Tさんは必要なプラグインを改めて導入し、ここに晴れてすべての
機能が復旧しました。時計の針は、17:30。長いようで短かった4時
間半でした。
その日の夜、Tさんが飲んだビールは格別の美味しさだったことは、
言うまでもありません。
THE END
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不要なファイルと言えど、バックアップを取らずにファイルを削除
してしまったのはTさんの落ち度ですね。ここは、猛省いただきた
いところです。
しかし、このエピソードからは日々のバックアップの大切さを学ぶ
ことが出来ます。特にブログの場合は更新が便利な一方で、データ
が飛んでしまうときは、全てが一瞬というケースが考えられるので、
バックアップの重要性はより高いと言えるでしょう。
また、社内にしっかりとした仕様書が存在することも重要です。T
さんのケースのように、そもそもの仕様書に誤りがあると、不具合
修正やサーバー移転の際に、思わぬトラブルに繋がりかねません。
私も同じTという頭文字を持つWebディレクターとして、このエピソー
ドを他山の石として、今後のWebディレクター道に活かしていきた
いと思っております。
» このコラムの個別ページを見る | 2010年03月10日
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