【イーナチュラル】の ホームページをできる営業マンにするコラム:ホームページを「できる営業マン」にする方法

文/田中 秀史
ホームページの制作を進める中で、サイト内に掲載する文章に関し
て、お客さんから次のような要望を時々いただくことがあります。
「文章の改行位置は、元原稿と同じようにしたいんだけど...」
「文章は明朝体にしたいなぁ」
「写真の色味がちょっと気になるんだけど...」
これまでのケースでいうと、出版物の制作経験があるお客様からは
上記のようなリクエストをいただくことが多いような気がします。
雑誌や書籍などのDTPの世界では、改行位置や字詰め、写真の色味
などを制作者の意図する形にコントロールすることが当然のことだ
と思いますが、Webの世界では結構難しい注文です。
それは、ホームページを閲覧する環境が多岐に渡っていることと、
閲覧者が好みに応じて各種設定を変更している可能性があることに
起因しています。
ホームページを閲覧するために、私達はブラウザと呼ばれるソフト
を利用しています。それぞれ特徴を持ったブラウザが流通し利用さ
れていますが、実は各ブラウザには「方言」とも言えるような微妙
な違いがあります。
そのため、同じように表示されるようなページを作ったとしても、
実際にはブラウザによって1行の文字数や文章の改行位置が違うと
いったことが発生します。
また、そもそも文字の大きさは閲覧者側で変更することが可能なの
で、どんな環境でホームページを閲覧しても、書籍のようにキッチ
リと文字ヅラを合わせるのはかなり難しいのです。
また写真の色味も、各パソコンのディスプレイによって発色の仕方
が違うので、どの環境でも同じように見えるようにすることは事実
上不可能と言えます。
ということで、制作者がコントロール出来る範囲の大きい出版物と、
閲覧者の環境に影響を受けることが大きいWebとでは、そもそも流儀
が違うと考えたほうが良いでしょう。
「どんな環境でも同じように閲覧出来るようにする」ということに
ついては、それがWeb制作会社の技術や力量と見られることもあり
ます。確かに、技術や時間や努力によって克服出来るものもありま
すが、一方で手間をかけた分だけの「コスト」は、誰かが負担しな
ければいけないはずです。
ブランドイメージや芸術性を伝えるサイトは、細部にわたって制作
者の意図通りの見え方することが最重要であり、そこにコストをか
けるのは意味のあることだと思います。
一方で、情報を相手に伝えることが重要なB to Bサイトなどでは、
微妙な見え方の違いに力をそそぐよりは、情報の内容そのものの質
を高めるほうにコストをかけた方が、サイトオーナー・サイト閲覧
者双方の利益に繋がるのではないかと考えています。
もちろん、内容が間違って伝わってしまうような見え方の違いは絶
対に避けたいところですが、比較して初めて分かる程度の微妙な違
いは、「だいたい大丈夫だな」くらいの気持ちでいたほうが、精神
衛生上は良いのではと思っています。
» このコラムの個別ページを見る | 2008年11月26日
文/齋藤 伸也
サブプライムローン問題、リーマンショックなど、世界的な経済不
況の嵐が吹き荒れています。こうなると「景気が悪い」「社会が悪
い」などと、何となく人のせいにでもしてしまいたくなりますが、
自社以外の状況に左右されてばかりの会社では、この先も何度とな
く訪れる試練で会社が倒れかねません。自社の力で、何とかしたい
ものです。
景気が良いときは様々な商品が売れますが、景気が悪いからと言っ
て全ての商品が売れなくなるわけではありません。購入者の商品選
択の眼が厳しくなっている状態なのでしょう。良い商品は売れ、そ
れほどでも無い商品は売れないという、各人各社の財布のヒモが固
くなっている状態とでも言うのでしょうか。
さて、不景気ともなると、会社にも経費削減の波が押し寄せるかも
しれません。広告予算、そしてホームページ関連の予算も削られて
しまうこともあるでしょう。しかし、
1.景気が悪いから広告費を削減する
2.広告費を削減したから売上や利益も減少する
となっては本末転倒です。できれば、こうありたいものです。
1.景気が悪いから、他社は広告費を削減して露出が減る
2.一方の自社は、効率の良い投資のおかげで利益が向上する
予算がシビアになっている今だからこそ、投資効率が良いマーケティ
ングを有効活用すべきではないでしょうか。WEBマーケティングとひ
とくくりにしましたが、WEBマーケティングの中にも効率の良い投資
と悪い投資がありそうです。
例えば広告なら、
日本全体の約1億人に伝える「テレビCM」
ターゲットが住む地域100万人に伝える「新聞」「チラシ」
ターゲットを含む1万人に伝える「雑誌」「バナー広告」
ターゲット100人にだけ伝える「検索エンジンPPC広告」
とありますが、最も広く伝えられるのは「テレビCM」。最も効率的
なのは「検索エンジンPPC広告」と言えるのではないでしょうか。
「ターゲットだけ」が検索する「言葉の組み合わせ」
これさえ見つけられれば、「検索エンジンPPC広告」の効率は飛躍的
に向上します。しかし、誰もが思いつくキーワードで露出重視の手
法をしていては、せっかく投資効率が良い「検索エンジンPPC広告」
でさえも、効果が台無しになってしまいます。
ネットは、効果が出たら継続する、効果が出なければ中止するとい
う投資判断が随時できます。「営業活用するサイト構築」+「検索
エンジンPPC広告」という最強の組み合わせで、この不況を乗り切る
チャンスをつかんでみませんか。
» このコラムの個別ページを見る | 2008年11月12日
文/田中 秀史
調べ物をしていて、とあるサイトを見ていた時のことです。ページ
内の文で、ここではないどこかで見た覚えのある文章に遭遇しまし
た。
最初は、気のせいかなと思いました。が、そのサイトの他のページ
と比較すると文体などが明らかに異なり、どうにもそのページだけ
全体から浮いている印象を受けます。何か、違和感があるのです。
そこで、そのページの一文をGoogleで検索してみたところ、私が見
ていたサイトとは、別のサイトがヒットしてきました。両者の文章
は、まったく一緒です。
ブログ記事の一部だったので記事には日付が入っいましたが、Goog
leでヒットしたサイトのほうが日付は新しい様子。もちろん、それ
だけで断定するわけにはいきませんが、総合的に判断してもふまえ
ると、私が最初に見ていたサイトが、他のサイトの文章を「パクっ
た」と判断して、九分九厘間違いないと思われます。
夏休みの感想文を宿題を書くのが面倒なので、ネットで適当な感想
文を検索して、コピペして提出する生徒が増えているというニュー
スを目にしましたが、どうやらビジネスの世界でも似たようなこと
が行われている様子です。
しかし、前述の感想文もそうですが、この手のパクリは意外と簡単
にばれます。このメルマガを購読されているかたは、どちらかとい
うとパクられる側だと思いますが、コピペという甘い罠には十分に
お気をつけください。
一方でコピペした方々も、それが良くないことだとは分かっていた
と思います。にも関わらず、コピペに手を染めてしまうのは、それ
だけコンテンツ(文章や図版)制作が大変だということの裏返しと
言えるでしょう。
会社案内代わりのホームページであれば、今まで使ってきた紙のパ
ンフレットをそのまま使っても事足りるかもしれません。しかし、
ホームページを営業活用しようとすると、自社の商品やサービスを
サイト上でトコトン紹介しなくてはなりません。
そして、大抵の場合はそこまでの文章や図版は無いことが多く、ホー
ムページ用に新たに文章や図版を用意する必要に迫られます。これ
が、大変な作業になることが多く、ホームページ担当者の頭痛のタ
ネになることもしばしばです。
これまで、企業のホームページ担当者(ウェブマスター)には、主
に管理する能力が求められていた感がありますが、今後は「産み出す
力」も求められるようになる気がしています。
» このコラムの個別ページを見る | 2008年10月22日
文/巽 太陽
あなたが、あるお店に入ったとします。
雑誌やテレビで良く取り上げられているし、宣伝にも力を入れてい
る。店構えも品揃えも申し分なし。すぐに欲しい物が見つかったの
で迷わずレジへ。しかし店員がおらず、呼んでもなかなか来ない。
やっと来たと思ったら謝罪もなく非常に態度が悪い。あなたならそ
んなときどうしますか?
きっともう二度と行きたくないと思うのではないでしょうか。人に
よっては購入をやめて帰ってしまうこともあると思います。終わり
悪ければ全て悪し、ということです。
さてホームページにとっての「レジ」とはどこでしょう?
そう、注文フォーム・問い合わせフォームです。
ホームページを制作していると、お客様の中にはデザインやサービ
ス案内については熱心に検討し、チェックも入念にするのですが、
問い合わせフォームについては全く検証せずにスルーしてしまう方
が意外と多いことに気付きます。
不備のあるフォームは、返しのない釣り針のようなものです。その
せいで獲得目前にして取り逃している顧客もいるはずです。
フォームの不備の例を挙げると、
●入力項目が必要以上に多い
●項目の順番が不適切
●無意味に必須入力にしている項目がある
●タブキーで正しい順番に入力箇所が切り替わらない
●確認画面から入力画面に戻ったときに入力内容がリセットされる
●送信控えに必要情報が書いていない
●送信控えが届かない
などでしょうか。
また反対に、問い合わせフォームにお客様目線のプラスアルファの
工夫をすることで問い合わせ率が上がる可能性もあります。
以前、弊社のお客様の中で、詳細な問い合わせ内容を記入する欄を
フォームの一番上部に持ってきたことで問い合わせ率が上がったケー
スがありました。人は名前や住所など書き慣れた項目を記入してる
うちに「問い合わせたい」というモチベーションが落ちてしまいま
す。そこでモチベーションの高い最初に、お客様が一番知りたいこ
とを記入する欄を持ってくることを思いつき、成功したわけです。
問い合わせフォームはホームページの大トリを務める重要ページで
す。またお客様が企業とコミュニケーションを取るべくアクション
を起こす最初の関門でもあります。この詰めが甘いと、他のページ
がどんなに良くても台無しになってしまう可能性もあるのです。
このメルマガを読んだら、ぜひ自分がお客様になったつもりで自社
サイトから問い合わせしてみてください。そして見直すべき部分が
ないか、今一度チェックしてみて欲しいと思います。
» このコラムの個別ページを見る | 2008年10月08日
文/齋藤 伸也
もうだいぶ前になりますが、おたふく風邪のように耳の下がものす
ごく腫れてしまいました。朝起きて鏡を見たときには、それこそびっ
くりするほどの腫れで只事ではないなと思いました。休日だったこ
ともあって救急対応をしてくれる診療所へ行ってみると、ひょっと
したらおたふく風邪と同じような症状が出る耳下腺炎という病気か
もしれないので、専門の病院で検査をしてもらった方が良さそう、
とのことでした。
幸いに腫れはすぐに収まり、腫れていた以外はたいした症状も出な
かったので、後日大きな病院へ検査に行ってきました。テレビでし
か見たことがないような施設で各種の検査や診察をしてもらいまし
たが、結局のところ耳下腺炎の兆候は見られず、とうの昔に腫れも
収まっていたので、親知らずの歯が炎症していたのではないかとい
うことになりました。
歯科で歯の治療もしてもらい、今では何事もなかったようにいたっ
て健康な状態です。自分自身でも調べるために、ネットでたくさん
の検索をしていました。「腫れ」「おたふく」「耳下腺炎」などで
検索して自分の症状と照らし合わせてみると、素人ながらに耳下腺
炎だと思っていたので、大丈夫とわかった時には安心しました。
今回は幸いにも、各分野の専門のお医者様に検査や診察をしてもらっ
たことで、一安心できる結果につながったのです。でも、耳下腺炎
に効く薬が目の前に売っていたら、きっと買ってしまったに違いあ
りません。
さて、前置きが長くなりましたが、ホームページでも実は似たよう
な状況がおこります。
・症状は同じなのに原因が違う。わからない。
・症状に合っていないクスリを使ってしまう。
ひょっとしたら、症状が出ているかどうかもわからないホームペー
ジもあるかもしれません。具体的にはこんなことでしょうか。
・ホームページから問い合わせが来ないのは、見た目が悪いせいに
違いないから、別のWEB制作会社にリニューアルしてもらおう。
・検索しても上位に出てこないから、成功報酬SEOとやらを頼んでみ
よう。
などと、ホームページから出ている症状に自分の知っているクスリ
で対応しようとすることも多いでしょう。偶然でも効き目が現れれ
ば良いのですが、私の腫れ話のように「本当の原因は他にあった」
ということはよくある話です。素人考えの症状判断では、的確な答
えを導き出せないこともあるでしょう。
今や企業のホームページは、誰でも簡単に運営して効果が出せると
いうものではなくなりつつあります。ネットではなくリアルの会社
そのものや組織体制、商品やサービス、価格、売り方、競合との戦
い、そしてネット上での表現手法やデザイン、ユーザビリティー、
SEOや広告などの集客策、個人ブログなどに代表されるネット上での
評判などなど、ありとあらゆる要因が複雑に絡み合って、集客や成
約などの成否が決まります。
病気であれば、症状が出た後に下記の流れとなるでしょうか。
【検査・診察】→【原因・病名を特定】→【治療・投薬】
これがホームページの場合でも、ほぼ同様です。何らかの症状が出
たところで、
【調査・考察】→【原因・課題を特定】→【対策を立てて実行】
となるでしょう。あたりまえといえばあたり前ですが、症状が出た
らすぐに特効薬が欲しくなる、なんてこともありそうです。
すり傷に絆創膏、頭が痛かったら頭痛薬、などのように、わりと簡
単にわかる内容ならいいのですが、知らず知らずのうちに大病を患っ
たホームページとなっている可能性もあります。そうならないため
にも、きっちりと自社ホームページを診断して、自社に合った対策
を実行していきましょう。
» このコラムの個別ページを見る | 2008年09月24日
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